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日本政府は原子力ではなく再生可能エネルギーを国策推進せよ [行動指針]

内閣府原子力委員会 国民の皆様からのご意見募集について(HP入力)

http://www.aec.go.jp/jicst/NC/tyoki/tyoki_oubo.htm

意見してみたw
その3
何かの参考になれば。

 ポイント:原子力関係者をちょっとだけヨイショしてみた。
       (こき下ろすようなマネは、相手の賛同を得られないため)
      原子力推進者の夢である核融合炉は、わざわざ作らなくても
      既に存在していることを強調してみた。


日本政府は原子力ではなく再生可能エネルギーを国策推進せよ

意見
 日本政府のエネルギー政策としては、原子力を柱に据えるのではなく、
 太陽光発電・風力発電・潮力・波力発電 等の再生可能エネルギーを柱とし、
 強力に国策推進することを希望する。
理由
 近年の再生可能エネルギーの進歩は目覚ましい。
 再生可能エネルギーは、直接・間接に太陽エネルギーを利用する物が多い。
 
 参考に太陽のエネルギーがどれほどのものか、ご紹介する。
 
 天然の核融合炉「太陽」は、地球全体に174PW(=17400000000万kW、
  福島第一3号機78.4万kWに台数換算すると約2億2200万基分)、
 という莫大なエネルギーを照射している。
 地表には平均1000kWh/㎡以上のエネルギーが到達しており、
 人類が地上でエネルギー源として実際に利用可能な量は約1PW
 (福島第一3号機換算で約127万基分)といわれる。
 これは現世人類エネルギー消費量の約50倍である。
 ゴビ砂漠の半分に現在市販されている太陽電池を敷き詰めれば、
 全人類のエネルギー需要量に匹敵する発電量が得られる計算になる。
 (参考画像)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Fullneed.jpg
 上記画像の赤い四角に注目していただきたい。右から
  ・ドイツ
  ・EU25カ国
  ・全世界
 の需要と等しい電力を太陽エネルギーだけで発電するのに必要な面積である。
 実際は雲・夜などの天候に左右されるため、この数倍は確保する必要がある。
 しかし客観的に考えて、全地球上にこの数倍の面積を確保することが
 実現不可能な事柄であると思われるだろうか?
 
 原子力は太陽エネルギーの弱い外宇宙開拓時に有望なエネルギーである。
 研究開発は続けなければならない。
 しかし人の作り出した、数十年しか持たない欠陥原子炉を地球上で
 利用することは止めてもらいたい。
 莫大なエネルギーと とてつもない寿命を持つ
 天然核融合炉「太陽」が存在するのに
 なぜ、わざわざ地上に劣化原子炉を作る必然性があるのか?
 
 原発が発明された当初とは再生可能エネルギーの技術レベルが違う。
 特に太陽電池の進歩は著しい。
 現在の太陽電池技術では、太陽電池を生産するのに費やしたエネルギーは
 そのモジュール寿命20年に対し、数年で回収できる。
 残りの寿命で発電したエネルギーを使い、さらに太陽電池を
 生産できるほどである。
 
 現世人類が手に入れた あらゆるエネルギーの中で、
 エネルギーの拡大再生産が可能なのは太陽電池だけである。
 
 日本政府は、地球全体に莫大なエネルギーを放出する、
 天然の核融合炉「太陽」からのエネルギー利用技術に
 人的・物的リソースを集中すべきである。
 
 それが奇しくも「太陽」を国旗に掲げる私たち日本人の、
 世界でもトップレベルの技術を持つ国の、
 エネルギーに逼迫しつつある全世界に対する使命ではないだろうか。
 
 日本にはSH・P(SY)・K・M等、世界有数の
 太陽電池メーカーが存在する。
 最近はTもHも参入した。
 参入していないのはHぐらいだろうか?
 
 日本は太陽エネルギー立国を目指すべきだ。
 
 今回の福島原発事故は大変なピンチではあるが、
 同時にかつてないチャンスでもある。
 今回の件で全世界が脱原発に向かいつつある。
 しかし現状ままでは電力不足に陥るため、やがて
 石油の奪い合いが起こる可能性が高い。
 
 そこが日本の出番である。
 日本の太陽電池を世界各国に売り込むチャンスである。
 現在は中国にシェアでの首位を奪われてはいるが、
 技術力は依然として世界一である。
 官民一体となればシェア首位を奪回できる。
 原発の大惨事により失墜した日本ブランドを回復できる。
 経済的に持ち直す事が出来る。
 
 もし高度な頭脳を持つ原子力の専門家の方々が、
 太陽という核融合炉からのエネルギー利用技術サイドに転向し、
 政府も国策として強力に推進していけば、
 全世界にエネルギー革命を起こせるのではないか。
 
 太陽を国旗に掲げるこの国が、
 太陽エネルギー利用の先端技術国として世界に君臨し、
 この世界の中で末永く繁栄していくことが出来るのではないだろうか。


2011-04-05:訂正 地表には平均1000kW/㎡以上の→地表には平均1000kWh/㎡以上の

2011-04-18:訂正 最近はTも参入した→最近はTもHも参入した。
          抹消  参入していないのはHぐらいだろうか?


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コメント 2

ひまじん

初めまして、出没場所が同じなのが際どい、お目付け役でしたら敬遠しそうです。

>最近はTも参入した。
>参入していないのはHぐらいだろうか?
これ、ご存知ならいいのですが、Hの役目はあれ?です。

失礼ながら投稿しました。

by ひまじん (2011-04-16 16:06) 

べく太

ひまじんさん、
おいら、Hも2010年後半にOEMの形で
太陽電池市場に再参入していたとは
知りませんでした。
早速、記事を訂正させていただきました。

これで原子炉商売をしている重電各社は
全て太陽電池商売を始めたわけで。
あとはTとHがOEM商売でなく、セルも
自前で生産するなど本腰を入れてくれれば・・・

なお、おいらはお目付役などではなく、
ただの無職野郎ですw
失礼だなんてとんでもない、ご指摘くださり
助かりました。
ありがとうございました。
by べく太 (2011-04-18 03:48) 

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