福島第一原発事故汚染、チェルノブイリに迫る [安全対策]
福島第一原発事故、スリーマイル超えレベル6相当に
http://www.asahi.com/national/update/0324/TKY201103240465.html
”原子力安全委員会は、SPEEDI(スピーディ)(緊急時迅速放射能影響予測)
システムで放射能の広がりを計算するため、各地での放射線測定値をもとに、
同原発からの1時間あたりの放射性ヨウ素の放出率を推定した。
事故発生直後の12日午前6時から24日午前0時までの放出量を単純計算
すると、3万~11万テラベクレル(テラは1兆倍)になる。
国際原子力事象評価尺度(INES)は、1986年のチェルノブイリ原発事故
のような最悪の「レベル7=深刻な事故」を数万テラベクレル以上の放出と
定義する。
実際の放出量は約180万テラベクレルだったとされる。
今回は少なくともそれに次ぐ「レベル6」(数千~数万テラベクレル)に相当する。”
”土壌の汚染は、局地的には、チェルノブイリ事故と同レベルの場所がある。
原発から北西に約40キロ離れた福島県飯舘村では20日、
土壌1キログラムあたり16万3千ベクレルのセシウム137が出た。
県内で最も高いレベルだ。
京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子力工学)
によると、1平方メートルあたりに換算して326万ベクレルになるという。
チェルノブイリ事故では、1平方メートルあたり55万ベクレル以上のセシウムが
検出された地域は強制移住の対象となった。チェルノブイリで強制移住の
対象となった地域の約6倍の汚染度になる計算だ。
今中さんは「飯舘村は避難が必要な汚染レベル。
チェルノブイリの放射能放出は事故から10日ほどでおさまったが、
福島第一原発では放射能が出続けており、
汚染度の高い地域はチェルノブイリ級と言っていいだろう」と指摘した。
金沢大の山本政儀教授(環境放射能学)によると、1メートル四方深さ5センチで、
土壌の密度を1.5程度と仮定すると、飯舘村の1平方メートルあたりのセシウム
濃度は約1200万ベクレルに上る。チェルノブイリの約20倍。
「直ちに避難するレベルではないが、セシウムは半減期が30年と長い。
その場に長年住み続けることを考えると、土壌の入れ替えも必要ではないか」
と話した。”
"飯舘村の24日午後までの放射線の総量は、3.7ミリシーベルトだ。
"
(抜粋。改行・強調おいら)
やっぱり専門家によって避難すべきかどうか意見が割れるのねw
おいらが もし飯舘村に住んでいたなら、絶対に逃げだすわ。
2週間で3.7mSv(3700μSv)って・・・
今は放射性ヨウ素汚染が花盛りwだが、
これからは放射性セシウム汚染が酷くなっていくんだろうか。
wikipediaより。
川下の、浸食作用より堆積作用が強い地域(霞ヶ浦周辺とか)が
心配だが、雨や地下水による流去は小さいらしいのが救いか。
だが、そうなると いつまでも放射性セシウムは土壌に留まり続けることに?
とにかく元が止まらんことには汚染は拡大する一方だ。
いつになったら止まるのか・・・
炉のメルトダウンが起こらずとも、これほどまでの汚染になろうとは・・・。