福島第一原発事故のフィードバック無いまま7月に原発再稼働か [行動指針]
原発の再稼働ができない状況が続いている。原発事故を受け、3月に指示した
緊急安全対策を根拠に「安全性に問題」はないと強調するが、その後に
菅直人首相が明確な根拠を示さず、中部電力浜岡原発を停止させたことで、
他の立地自治体は「地元に説明できない」と反発。政府は自治体側が求める
新たな安全基準を示せず、手をこまねいているのが実情だ。
あることは頭の中に入っている」と述べ、7月までの再稼働を目指す考えを
示した。ただ、具体的な対策については、「条件が整えば自ら出向いて説明したい」
と述べるにとどまった。
いる。事故の知見が含まれておらず、新たな基準を示すべきだ」と主張。さらに
浜岡原発だけを停止させたことで、「東海大地震の確率が87%と言うが、
0%の確率の福島で起きている」(橋本昌茨城県知事)と不信感を強めている。
ばかり。事故を教訓にした新たな安全基準を策定し、各原発で反映させる
には、「数年単位の時間がかかる」(業界関係者)。”
各地で停止している原発の再稼働を目指しているという。
確実な安全対策を設定するのは無理でしょうな。
それまでは確たる安全のお墨付きのないまま原発を運転させることになる。
このフィードバックがなされないままの再稼働など言語道断である。
元々、地震が頻発する国土の狭い日本で、原発を54基も稼働させている状況
がどうかしてたんだよ。
さて消費電力がピークに至る7月の梅雨明けまで、あと1ヶ月。
電力は賄う事ができる。
しかし今年の夏場は、燃料の手配が追いついていない。
燃料不足による発電量の不足、それによる大規模停電の懸念がある。
緊急的な短期手配では燃料は安く入手できない。
LED電球に交換するとか、節電に向けた取り組みがメディアによって
報じられているのは周知の事実。
取り組みが行われようとしている。
火力発電設備には現在、十分な予備容量は無い。
火力発電設備が故障した場合、大規模停電が起こりうる。
おいらは。
余分な産業を廃止するぐらいでないと、電力不足による基幹のものづくり産業が
壊滅的打撃を被り、日本は経済的に破産するのではないかと思う。
パチパチパチ。
流通業、電力産業、建築産業、医療関係とか、サービス業とか。
当然だな。
勝手に組織しちゃってるものだし、電力は使わなそうだし。
あと何があるだろう・・・。
TVゲーム関連産業。いや、これは外貨獲得でも重要だ。
世界中で日本のゲーム機は売れていて、好評だ。
他に電気を使う娯楽産業ってあるかな・・・
自動販売機も確かに電力を食うが。
都内ならコンビニがあるから無くても良いのかも知れないが、
辺境の群馬では重宝だ。コンビニが無い地域もある。
業界でもピーク時に冷蔵装置を停止するとの事だし。
今は亡き尾崎豊も自動販売機の重宝さを歌い上げているようだし。
パチンコ廃止にしろと言ってるような気がするよ。
じいちゃんはギャンブル大嫌い人間だった。
よし、おいらが尊敬する じいちゃんも言ってるような気がすることだし、
パチンコに決定。
日本でいらない産業、それはパチンコ。
日本で廃止すべき産業はパチンコに決定しました!
パチパチパチ。
のと同じぐらい明確な論理だと思うな!
福島県、高放射能データ公表せず [安全対策]
http://mytown.asahi.com/areanews/fukushima/TKY201106040444.html
”東京電力福島第一原子力発電所で最初に水素爆発があった3日後、原発から
約50キロ離れた福島市内の雑草から、1キログラム当たり100万ベクレルを
超える高い放射能が検出されていたことが分かった。福島県は政府に連絡した
が、公表されたのは、翌日に別の場所で測った6千分の1ほど低いデータ
だけだった。県は「意図的に公表しなかったわけではない」としている。
県原子力センター福島支所など5地点で、雑草や水道水(上水)、雨水を採取し、
放射能を測った。
超えたのは五つに上った。川俣町の国道114号と349号の交差点付近の雑草
からは、放射性ヨウ素が1キロ当たり123万ベクレル、放射性セシウムが
10万9千ベクレル。福島市の国道114号付近の雑草からはヨウ素が
119万ベクレル、セシウムが16万9千ベクレル検出された。
177ベクレル、放射性セシウムの33ベクレルだけだった。公表を限定した理由
について、県は「数値の高低ではなく、直接体内に入る可能性があるため、
上水を優先した。それ以外は政府で発表すると思っていた」としている。”
いい加減にしてほしいが、まだ出てくるんだろうな・・・orz
県→現地対策本部→経済産業省の原子力安全・保安院
の流れで伝えられたらしい。
3月16日以降の周辺モニタリング結果は、文部科学省が一括して発表する
段取りで、15~16日のデータの発表を県と文部科学省のどちらがするのか
あいまいになっていた可能性があるというが・・・。
百万超えか。
でも、本当に問題なのは
半減期2年/30年の放射性セシウム16万9000Bq/kgだ。
空間線量が高い所には放射性物質が大量に降り注いでいるのだと、
公的に発表が無くても覚悟して避難対応する必要があるみたいだな。
福島市に限らず。
3/24だったか。このときは文科省が発表したな。
このときのタイミングで福島市の100万超えの情報公開は
どっちがやりますか?と話が出て当然と思うが。
「メルトダウンしていた」とか、
「圧力容器も格納容器も破損していた」とか、
色々出てきたので
「今なら目立たんw」
とばかりに公開したのだろうか。
プルトニウムも原発敷地外へ飛散していたことですし!
県民・市民に対する放射能汚染から身を守るための情報提供の責を負うのは
県だよね?
「外に出るな」
「帰宅時は汚染されているので速やかに着替えること」
とか、ちゃんと警告したんだろうな?
知らずに外で作業していた人だっているんじゃないのか・・・?
飯舘村は人口約6000人だが福島市は約30万人。
飯舘村の約50倍、人が多いんだぞ・・・。
もっとも爆発から3日後の測定では、安定ヨウ素剤の配布も間に合わないか。
SPEEDI情報が公開されていれば・・・
組織は違えども、
ヤバいデータは隠されるのが原発業界の常道のようで。
家1軒1軒の単位で。
永久立ち入り禁止区域レベルのホットスポットと、
低レベルで何ら健康に影響が無いレベルの安全区域とを
色分けして皆に分かるように示せ!
情報の公開具合が比較的良いと思うが、
もし原発が群馬県にあったり、放射性降下物が大量に降り注いだなら、
同じような対応をするんだろうな・・・
鬱だ・・・
ドイツ、2022年までに原発全廃を閣議決定 [行動指針]
2022年までに国内にある17基の原発をすべて廃止する方針を閣議決定した。
同事故後、主要国(G8)での脱原発決定はドイツが初めて。イタリアでは原発
再開計画を事実上、凍結しているほか、スイスも34年までに脱原発を実施する
方針を決めている。
との報告書をまとめた。これを受け、一時停止中の老朽化原発7基をそのまま
廃止、2013年から21年にかけ残り10基を段階的に廃止する方針を閣議決定。
このうちまだ新しい3基は電力不足に備え22年まで残すという。
会談、22年までの脱原発を約束。同首相は再生可能エネルギーを推進する
方針を示し、風力発電については州政府と民間企業を支援することで
合意した。”
の電力輸入が倍増しており、「フランスがドイツとの国境近くに原発を新設すれば
ドイツが脱原発を進めても意味がない」との声が上がっている。
フランスの回答者の計77%が「原発を即時または段階的に廃止すべきだ」と
考えていた。同国でこれほど脱原発の声が高まるのは異例という。フランスは
電力需要の8割を原発に依存している。”
仮に即全廃した場合、
原発即全廃→経済大混乱→景気低迷→国民の不満爆発→まさかの原発再開フル稼働
といったリバウンドの恐れがある。
無理なダイエットはよろしくない。
今回のドイツ政府の決定は、原発の減価償却が終わる前に
廃炉にするという判断である。
原発が万が一の天災・事故・戦争による攻撃などにより破損して国土・国民が
放射能に汚染されたときの被害金額×実際に起こる可能性の高さ
から得られる被害額の期待値が上回るという判断だろう。
原発廃止論者であるとのこと。
求めているのか・・・。
ま、ポロポロと隠されていた情報が出てきているし、
健康被害が顕在化してくる数年後には廃止論者も増えるのだろうが。
世論調査を行った仏週刊誌は強力な脱原発派みたいだな。
しかし日本でも1週間で20%以上の変動があったようなので、仏週刊誌の情報も
あながち間違いではあるまい。
http://www.asahi.com/special/08003/TKY201105250637.html
7カ国で世論調査を実施、事故への見方や原発に関する意識を探った。原子力
発電の利用について、賛成が反対より多いのは米国とフランス。韓国と中国では
拮抗(きっこう)し、ドイツ、ロシア、日本では反対が多数を占めた。
日本は、事故後3回目の調査で初めて反対が賛成を上回った。
多数になった。これに対し、ロシアは賛成36%、反対52%、日本は34%、42%。
「脱原発」を進めるドイツは、反対81%が賛成19%を大きく引き離している。
15日の前回調査で賛成43%、反対36%と差が縮まり、今回初めて逆転した。”
今月上旬から中旬にかけて実施。日米仏韓独は電話で、ロ中は面接で行った。
有効回答は日本が2059人、ロシアが1575人、他は約1千人。”
(抜粋、改行・強調おいら)
放射性降下物の測定項目差違の意味 [安全対策]
福島第一 水素爆発前 テルル漏出
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011060502000033.html
”東日本大震災の発生翌日、福島第一原発で爆発が起きる前に福島県が行った
モニタリング調査で、金属性で飛散しにくい放射性のテルルが原発から約七キロ
離れた同県浪江町などで検出されていたことが分かった。拡散しやすい揮発性の
放射性ヨウ素より多く検出されており、早い段階で金属性の放射性物質が広く飛散
していた。テルルはレアメタル(希少金属)の一種で、放射性同位体の
テルル132の半減期は三日余り。主にベータ線を出す。
データは保安院が三日夜に公表。三月十二日朝から十三日夜までの大気を
調べたもので、大半がこれまで未公表だった。テルル132は十二日朝から昼すぎ
にかけ、浪江町の二カ所と大熊町、南相馬市で検出。濃度は一立方メートルあたり
法定限度の二〇ベクレルを超える一一九~二三ベクレルだった。”
”ただ、拡散しやすい揮発性のヨウ素131の検出量はテルルの半分程度。テルル
と同じ金属性のセシウム137は浪江町の一カ所でテルルを上回った以外、微量
しか検出されなかった。
京都大原子炉実験所の山本俊弘准教授(原子炉物理)は
「現在分かっている状況では、テルルが遠方に飛散することは考えにくい」
と述べた。”
(抜粋、改行・強調おいら)
前に書いた記事と ほぼ同じ内容のニュースだが、少し気になった点を。
専門家は、現在分かっている状況ではテルルが遠方に飛散することは考えにくい、
と言ってるが・・・200km離れた群馬に おもいっきり飛んできてるんですけどw
降下物の監視採取地点:衛生環境研究所(前橋市上沖町)
http://www.pref.gunma.jp/contents/000140645.pdf
採取期間 | 測定核種濃度(MBq/km2) | ||||||
ヨウ素131 | ヨウ素132 | セシウム134 | セシウム136 | セシウム137 | テクネチウム99m | テルル132 | |
3月31日~4月1日 | 7 | 100 | 不検出 | 不検出 | 4.7 | 不検出 | 2.9 |
3月30日~3月31日 | 120 | 120 | 140 | 4.5 | 130 | 不検出 | 13 |
3月29日~3月30日 | 5.9 | 120 | 不検出 | 不検出 | 不検出 | 不検出 | 4 |
3月28日~3月29日 | 12 | 180 | 不検出 | 不検出 | 不検出 | 不検出 | 3.5 |
3月27日~3月28日 | 6.3 | 190 | 5.1 | 不検出 | 不検出 | 不検出 | 7.2 |
3月26日~3月27日 | 6.9 | 250 | 不検出 | 不検出 | 不検出 | 不検出 | 6.3 |
3月25日~3月26日 | 37 | 240 | 不検出 | 不検出 | 不検出 | 不検出 | 18 |
3月24日~3月25日 | 27 | 470 | 不検出 | 不検出 | 不検出 | 不検出 | 17 |
3月23日~3月24日 | 42 | 480 | 不検出 | 不検出 | 不検出 | 不検出 | 12 |
3月22日~3月23日 | 310 | 530 | 8.4 | 不検出 | 不検出 | 不検出 | 22 |
3月21日~3月22日 | 17000 | 不検出 | 750 | 不検出 | 790 | 不検出 | 7500 |
3月20日~3月21日 | 3700 | 710 | 320 | 32 | 320 | 不検出 | 180 |
3月19日~3月20日 | 190 | 630 | 62 | 9.9 | 63 | 8.9 | 83 |
3月18日~3月19日 | 230 | 260 | 78 | 9 | 84 | 11 | 120 |
区間合計 | 21694.1 | 4280 | 1363.5 | 55.4 | 1391.7 | 19.9 | 7988.9 |
(区間抜粋、区間合計追加・強調おいら)
さて、テルル132が飛散してきたのは、群馬だけでしょうか?
おいらは3月中、下記サイトで風向きを ずっと見ていたのだが。
http://www.weather-report.jp/com/professional/msm/fusoku/kanto.html
福島第一から群馬に向かって直行する風の流れは無く、
福島第一→茨城→東京・埼玉・栃木→群馬
という流れで放射性物質が飛散してきたものと考えられる。
実際、群馬では南より・東よりの風が吹いたときに空間放射線量が増加した。
群馬だけで検出され、他県で未検出というのは考えられない。
それに・・・
群馬県のデータには、他県のデータに見られない測定項目(テクネチウムとか)が
存在するが、これらは群馬県が独自に設定したのだろうか?
3月いっぱいの放射性降下物データ
茨城:
(降下物のページが発見できなかったorz 下記は文科省データをまとめたサイト)
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/hiroshima_nagasaki/fukushima/I131_Cs137_data_20110412.html
栃木:
http://www.pref.tochigi.lg.jp/kinkyu/documents/koukabutu20110331.pdf
埼玉:
http://www.pref.saitama.lg.jp/uploaded/attachment/447707.pdf
東京:
http://ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/f-past_data.html
各県で測定項目がバラバラだが・・・
本当は、他県でもバックデータがあるんじゃないのか?
(ヤバイ所ほど測定項目の数が少なくなる傾向があるような気が。orz)
で、本記事で何が言いたいのかというと。
1.まだ隠しているデータがあるんじゃないのか(ストロンチウムなど)
2.専門家が言う「○○は重い物質だから飛散しないと考えられる」というのは嘘
※○○には よくプルトニウムが 入ったりする。プルトニウムの沸点は3228℃だが、
2926℃で蒸気圧が10kPaとかなり高いので(参考:20℃のエタノールの
蒸気圧は5.83kPa)、メルトダウンした場合は核反応で生成された
プルトニウムが揮発し、大気中へ飛散することは十分考えられる。
なおプルサーマル用MOX燃料に存在する二酸化プルトニウムは
あまり揮発しないと思われる。
ということで、
対策するのに必要だから、政府や各県の機関は汚染情報を隠さずに出せ!
というのが おいらの主張なのだが・・・
どうせ、問題が表面化して隠しきれなくなってから
「意図的に隠すつもりはなく、情報を整理して公表する発想がなかった」
とか言ってシレッと出してくるんだろうな・・・orz
地震翌朝、原発敷地外に放射性物質 保安院公表隠し [安全対策]
地震翌朝、原発敷地外に放射性物質 保安院公表遅れ
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C93819595E2E1E2E38A8DE2E1E2E4E0E2E3E39C9CEAE2E2E2;bm=96958A9C93819695E2E6E2E2838DE2E6E2E4E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2
”経済産業省原子力安全・保安院は3日、東京電力福島第1原子力発電所が
東日本大震災で停止した直後の大気中の放射性物質濃度などのデータを
公表した。地震翌日の3月12日朝、1号機で最初に排気用の弁の開放(ベント)を
する前に原発敷地外で炉心の激しい損傷を示す放射性物質が検出されていた。
2カ月半も未公表だった。直ちに公表していれば事故の正確な実態把握や
避難計画の検討に役立った可能性がある。
公表したのは地震直後の3月11~15日に、政府の原子力災害現地対策本部と
福島県が測定したデータ。15日に保安院の担当者らが大熊町の緊急時対策
拠点から福島市に退避した際に持ち出し忘れたデータを、5月28日に回収した
という。
データによると3月12日午前8時30分過ぎに浪江町や大熊町で放射性ヨウ素や
放射性セシウムを測定。核燃料が1000度にまで過熱しないと出ないとされる
放射性テルルも検出された。”
”保安院の西山英彦審議官は
「意図的に隠すつもりはなく、情報を整理して公表する発想がなかった」
と弁明した。福島第1原発事故を巡っては、政府が放射性物質の拡散予測を3月
下旬まで公表しなかった。東電も5月28日に大量の放射線量の未公表データを
明らかにするなど、透明性が不十分との批判が多い。”
(抜粋、改行・強調おいら)
福島第一原発1号機のベント以前に、激しい炉心損傷が起きていたことを示す
証拠が観測されていたが、公表されず隠されていた。
保安員メンバーが福島第一原発の連続メルトダウンにビビってトンズラしたとき、
偶然w 持ち出し忘れたw データを回収したので、
タイミングを見計らって公表に踏み切ったらしいが・・・。
>「意図的に隠すつもりはなく、情報を整理して公表する発想がなかった」
ああそうですか、意図的に隠していたんですかw
情報を整理して公表する発想がないなら、
他のデータはなぜ公表してるんでしょう?不思議ですねw
論理が破綻していることに対し、どこも突っ込まないマスコミ・・・。
隠している情報はこれだけではないんだろうな。
さらにしばらく経ってから・・・、
高濃度汚染水が充満する原子炉建屋地下のコンクリートにヒビ割れが見つかり、
ヨウ素・セシウム・ストロンチウム・プルトニウム・ウランを高濃度で含む汚染水が
地下に浸透していたと見られる、
とかサラリと発表されたりするんだろうな・・・。
事故直後、高濃度の放射性ヨウ素が検出され300Bq/kg以下は安全とされた
水道水に高濃度の放射性ストロンチウムも混入していたと見られる、
とかシレッと。
自民・公明・たちあがれ日本、内閣不信任案提出 [政治安全対策]
自・公・たちあがれ、内閣不信任案共同提出
http://news24.jp/articles/2011/06/01/04183811.html
”自民、公明、たちあがれ日本の野党3党は1日午後6時、菅内閣に対する不信任
決議案を共同で提出した。2日午後1時からの衆議院本会議で討論の後、採決が
行われる予定。
内閣不信任決議案は、その提案理由として「菅内閣は国難の時に明確な指針を
示せないまま迷走を続け、我が国の復興と再生に大きな障害となっている」として、
菅首相に対して「一刻も早く退陣すべきだ」と求めている。”
”不信任案提出を受け、小沢グループの会長でもある鈴木総務副大臣、
三井国交副大臣、東内閣府副大臣、内山総務政務官、樋高環境政務官が
1日夕方、首相官邸を訪れ、辞表を提出した。5人は不信任案に賛成する見通し。
政府の一員が造反する動きが顕在化し、民主党執行部は神経を
とがらせている。
こうした中、民主党内では鳩山前首相が不信任案に賛成する意向を固めた。
これを受け、鳩山氏のグループがどれだけ賛成に回るかが大きな焦点と
なっている。また、原口前総務相も賛成する考え。”
(抜粋、改行・強調おいら)
東日本大震災・福島第一原発事故への対応が一段落していない最中、
菅降ろしが実行に移された。
今、菅政権が変わることで喜ぶ人は、
民主党政権が誕生したときに喜んだ人なんだろうな・・・
おいらは民主党シンパではない。
今期、民主党が提出すると見られている法案が提出されたら
大騒ぎする予定なくらいだw
が。
川を渡っている最中に馬を替えるのは得策ではない。
震災対応と再生可能エネルギーへの転換が一段落するまでは、
政治のパワーゲームは控えるべきだ。
今は復興が先だろう。
でも・・・。
実際の所、再生可能エネルギーに舵を取り始めたので降ろされたんだろうな。
今、菅を降ろして得をするのは原発利権組だ。
要請があったんだろうな。
菅総理の原発視察によるベント遅れによる原発メルトダウン
(⇒電源断による暗闇など、想定外の事象による東電の純粋な作業もたつき)
菅総理の停止指示による55分間の海水注入停止による原発メルトダウン
(⇒実は福島第一原発所長判断により海水注入停止していなかったw)
とか、自民党のデマ拡散攻撃は ことごとく空振りしてて、谷垣総裁が かわいそう
なくらいだったがw
谷垣総裁も後に引けない状況のようで。
自民党内、不信任案早期提出に異論も
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110601-OYT1T00183.htm
”自民党執行部は31日、菅内閣に対する不信任決議案の1日の提出に向け、
調整を進めた。ただ、党内の中堅・若手には
「政局よりも東日本大震災への対応を優先すべきだ」
という異論がなお根強く、谷垣総裁の足元は盤石とは言い難い。”
”当初は不信任案の早期提出には慎重だった谷垣氏が積極論に傾いたのは、
「ここでおじけづいたら、谷垣氏もおしまいだ」(自民党幹部)
という事情があるからだ。公明党内でも「嫌菅」ムードが強まり、不信任案の
早期提出を自民党に働きかけた。
谷垣氏は31日夕、東京・有楽町での街頭演説で、
「菅政権に任せていたら復興は成就しない」
と強調し、復興の途中で政権と対峙(たいじ)することに理解を求めた。”
(抜粋、改行・強調おいら)
おいらは谷垣総裁は有能で良いと思う。
が、取り巻きがね・・・
総理になっても いいように操られるだろう。
仮に国民のための政策を行うとしても、マスコミを介して叩かれるだろうな。
麻生総理のように。
特に民主党の、菅代表の後釜が心配だよ・・・。