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もんじゅ炉内中継装置23日にも引き抜き [安全対策]

もんじゅ装置23日にも引き抜き 収納容器設置作業を公開
 ”日本原子力研究開発機構は22日、高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)で、原子炉
 容器内に落下した炉内中継装置の回収をめぐり、引き上げた同装置を収納する
 じゃばら式の容器の取り付け作業を公開した。23日にも同装置そのものの
 引き抜きを行う。”
  ”長さ12メートルの同装置を引き抜いた後に収納する容器は、耐熱性化学繊維製
 で直径1・4メートル、高さは最大15・6メートルになるじゃばら式。この日は作業員
 23人が、クレーンにつり下げた容器の外観検査をした後、炉上部に取り付けた。
 経済産業省原子力安全・保安院の検査官が立ち会い、アルゴンガスを
 充てんした際に漏れるような穴などがないかをチェックした。
  同装置自体の引き抜きは1分間で6センチずつという慎重なペースで
 行うため、8、9時間かかる見通し。
 炉内中継装置を収納するじゃばら式の容器をチェックする作業員=22日、福井県敦賀市のもんじゅ
 (抜粋、改行・強調おいら)

明日23日、炉内中継装置の引き抜き作業が行われる。
昨年10月にも2回引き抜きを試みたが、失敗した。
今回は前2回と違い、炉内中継装置が収まっているスリーブごと引き抜く段取り。
是非とも3度目の正直となってほしいと思う。

今回の引き抜き作業は、もんじゅ復旧に向けた前哨戦。
間違いのないように確実な作業をお願いしたい。

え?前哨戦?
そう、今回の引き抜き作業が無事に成功したとして、それで終わりではない。
メーンイベントは炉内中継装置の復旧作業である。

炉内中継装置を無事に引き抜けただけでは、
もんじゅの危うさは引き抜き前と全く変わらない。

炉内中継装置が復旧できて、炉内から燃料を取り出し終わって、
はじめて もんじゅが現在置かれている危うさが遠のく。

こんな前哨戦ごときで過酷事故に至ってもらっては困る。
念入りに作業前検査を行ってほしい。
くれぐれも事故のないように。

あと参考までに、付近の風向き。


炉内中継装置の引き抜き~復旧工程は
に掲げられている。

1.5月末から6月22日までの引き抜き作業。
もんじゅ引き抜き工程1.jpg

2.明日6月23日~に行われる予定の引き抜き作業。
もんじゅ引き抜き工程2.jpg

3.しばらく後に行われる、復旧作業。
 炉内中継装置の据え付け。これがメーンイベント。
もんじゅ復旧工程.jpg
・・・ん?
図では「通常状態に復旧完了」とあるが・・・
炉内中継装置はどうしたw
炉内中継装置が無いぞw
これは一体?


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