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税金類の支払延期交渉 [無職の心得]

本日は歯医者に行った後、
お役所に税金類の支払い交渉をしに行ってきた。

無職だからこそ お金は大切だ。
本日のターゲット↓
平成22年度市民税・県民税納税通知書.jpg
なんか、受け取ってから20日ちょっとで支払え、とか
猶予がなさ過ぎなんですけど。
収入が無い以上、いちいち指定された時期に払えるものかw
ここは支払延期/減免の交渉をすべきシーンだ。

しかし雇用保険の受給資格者でない立場上、
有利に交渉できるのだろうか・・・ちょっと弱気になる。が、
いやいや手元に仮発行の雇用保険受給資格者証が
あるではないか、こいつをうまく使うのだ・・・w

何かしら勝利への糸口となる手駒を用意し、
ああ言われたら、こう返そう、
こう来たら、こう返そう、と脳内シミュレーションを繰り返す。
よし、これなら勝てる、と思えたところで
いざ お役所へ!
精神面で負けているようでは勝てる戦でも勝てぬのだw

市民税課は ちょうど確定申告の時期でもあり、
窓口が増設されてガイドも配置されている模様。
おいらが窓口近辺まで歩いて行くと用件を聞かれ、
適切な窓口に案内された。

お役所の人が来た。まずは減免の交渉だ。
「市県民税は前年の所得に掛かるんですよ。
なので生活保護を受けている人とか、そういった
類の人でなければ減免は無理ですねぇ・・・」

むむっ
「じゃ、雇用保険の受給資格とか関係なしに、生活保護を
もらうような困窮している人でなければ減免は無理だということですか?」

「まあ、そういうことです」

雇用保険の受給資格は、市県民税の減免には関係ないのか。
そうかそうか。食い下がっても無駄っぽいな。
グレーな手段は止めだw
「じゃあ支払の延期をお願いしたいのですが。本日支払期限になってますが、
現在無職でとても払える状況ではないので・・・」

「具体的な支払金額や方法について詳しいことは
○×番の収納課窓口でご相談ください」

なんだ?ここで話はできないんか?
10mぐらい離れた収納課窓口に移動、市県民税納税通知書を見せ、
「これの相談をお願いしたいのですが」
と申し出る。

「少々お待ちください」

と言われ 待つこと約5分、担当の人が来た。

「こちらへどうぞ」

と少し離れた区画に案内される。

「月々の支出はどれくらいになりますか?」

6万円。
「8万円ぐらいです」

「今、お仕事は?」

「無職です。収入ゼロです」

「今は生活費は、どのように工面されているのですか?」

「貯金が少しありますので、それを取り崩して生活しています」

「今回の ご相談というのは、何でしょうか?」

「本日が支払い期限になっている市県民税 約8万円弱の支払いを延期
かつ分納したいです。4月になれば雇用保険が下りると思いますので、
そうすれば払えるようになると思いますので」

「雇用保険はいくらぐらいになりそうですか?」

「毎月15万ぐらいではないかと」

 「・・・支払が今日期限なのは、市県民税以外に国民健康保険税も
だと思いますが、こちらは支払われましたか?」

えっ あれっ
郵便物の見落としがあったか?
あっ猫?うちの猫が悪さして部屋のどっかに落ちてる?
「いえ・・・払ってません」

 「本日 支払期限の市県民税と国保税合わせて159,000円に
なりますが、無収入とのことですので、支払いを延期することは
可能です。が、雇用保険が入ったら、収入があったら、というのは
支払い延期の理由になりません。
収入に関わらず4月なら4月、と支払い時期を決めていただけるので
あれば延期できます」

15万!?ええ!?
これはもう絶対に支払い延期するしか!
「はい、4月から分納ということでお願いします。
多分、5万円ずつなら払えると思います」

「分かりました。今、新しい払込用紙を作ってきますので、
以前の払い込み用紙をお貸しください」

言われるままに払い込み用紙を渡す。
待つこと5分と少し。担当の人が戻ってきた。
意外に早い。
「これが新しい払い込み用紙です。4月末より1月単位で
払うようになってます。ご確認をお願いします」

平成22年度市民税・県民税新支払い用紙.jpg
内容確認。
5万、5万、5万、9千。よし。
「じゃあ、5月2日から4回に分納ということで!」

「はい、国保税の督促が行っちゃうかもしれませんが、
それは無視してください。今回のが正式になりますので」

「わかりました。ありがとうございました」


 続いて、車で10分ぐらい離れた所にある水道庁舎へ移動。
目的は公共下水道事業分担金の支払い先延ばし。
(なお、この分担金は下水道を使用するしないに関わらず、
下水道本管と敷地とを接続する工事を行うと発生するものである)

下水道建設課前に移動、先客がいるようなので
近くの長椅子に座って待つ。
役所本庁舎と違い、ここは窓口が少ない。

10分ぐらい待ち、相談窓口が空いた所で すかさず
「下水道の分担金の支払いで相談したいのですが」
と申し出る。
取り次いだ人は、適切と思われる人を呼んできたようだ。
「1月に督促を受けまして電話で相談したところ、
支払い困難な状況が続くようであれば2月末に手続きに
来るよう言われまして、参った次第なんですけども」

「あ~1月にお電話のあった」

と、話が早い。
「支払い期限をちょうど1年、平成22年12月末を平成23年12月末に
延長してもらえないでしょうか?1年あれば何とかなると思います」
・・・あれ?リアクションがない。
「減額してくれとか免除してくれとか言っているのではなく、
現在無職・無収入のため支払いを猶予していただけないでしょうか、
ということで」
と強調。早くOK出せやゴルァ。

「今、上司が不在でして・・・。即答はできかねるのですが。
ご連絡先、よろしいですか?」

電話番号を教える。後日連絡してくれるとの事。
「じゃあ、連絡、よろしくおねがいします」
と、水道庁舎を後にし、帰途についた。
まあ、ここも延期であれば大丈夫でしょ。


市県民税の滞納で処分され、家・土地を差し押さえられたりする人がいる。

おいらの町内で数ヶ月前、築10年に満たないと思われる家と土地が
市県民税滞納の差押えにより競売物件として挙がっていた。

不景気ということを考慮しても、よほどのことが無ければ
一般人が市税関係の滞納で差し押さえられることなんて無いと思うが。
銀行とかの要請で裁判所が差し押さえなら分かるが。

どういうこと?
督促とかを無視したのだろうか?
「受け取ったけど読んでないので」とかで通そうとしたとか?
おいらは基本、いつもニコニコ現金払いがモットーである。
60万円ぐらいの中古車を6回払いで買ったのが1回あるのみで、
多額の借金をしたことがないから よく分からん。

嘘偽り無く、正直に話せば お役所の人だって分かってくれます。
皆さん、素直に交渉しましょう。
分からない程度に多少の尾ヒレを付けてw


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