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福島・茨城の高汚染地域へヨウ素剤を今すぐ配布せよ [安全対策]

ヨウ素剤、今すぐ配布を 仏放射線専門家グループ

http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040101000223.html

 ”【パリ共同】ロイター通信によると、
 フランスの放射線専門家グループCRIIRAD関係者は3月31日、
 福島第1原発事故を受け、放射性ヨウ素による甲状腺被ばくを防ぐ効果がある
 安定ヨウ素剤を、直ちにできるだけ広範囲に配る必要があると表明した。

  日本の原子力安全委員会は放射線量が100ミリシーベルトを超えた場合、
 安定ヨウ素剤を予防的に服用すべきだとしているが、同団体は放射性物質の影響を
 過小評価している
と批判。基準をさらに下げる必要性を強調している
  同団体によると、安定ヨウ素剤の配布を怠った場合、甲状腺がんの患者が
 今後数年で急増する可能性があるという。

  関係者は「放射性物質による汚染が続く今、安定ヨウ素剤の配布を
 直ちに始めるべきだ。健康被害を最小限に抑えることができる。
 早急にできるだけ広範囲で配れば、まだ遅すぎることはない
 と呼び掛けている。
  フランス政府は2009年、原発事故の際の安定ヨウ素剤配布基準を
 100ミリシーベルトから50ミリシーベルトへ厳格化している。

  フランス外務省は17日、東京周辺在住のフランス人に安定ヨウ素剤の配布を始めた
 と発表。米国務省は21日「予防的措置」として日本に滞在する
 米政府職員・家族らへの配布を決めたと発表した。”
 (改行・強調おいら)

フランスの放射線専門家委員会は、
日本の国民の安全を考えてくれる団体のようだ。

アメリカ・フランスは日本在住の自国民にヨウ素剤の配布を始めている。
日本も早く配布する必要がある。

もし高放射線量の地域、高土壌汚染地域においらが住んでいた場合。
おいらなら、間違いなく関係各所へ合法的に電凸・突撃を繰り返し
ヨウ素剤を配れ!と大騒ぎするがw

今これらの地域に住む人達は何をしているのだろうか?
大本営発表を鵜呑みにしているのだろうか?
誰かが助けてくれるのを待っているのだろうか?

それとも自分にとって脅威となる情報が恐いので耳を塞いでいるのだろうか?
脅威から目を逸らしても逃げることはできない。
やがて餌食になる。
気付いたときにはもう遅い。

リスク管理は常に先手を打つことが肝心。
「あのときは心配しすぎて馬鹿を見た」
と後で笑いの種になる位の対応でちょうどいい。

誰かが何かをしてくれるのを待っているだけではなく、
自ら動かなくてはいけない。
そうでないと間に合わない。


甲状腺がん、深刻被害なし 米学者、日本政府に苦言も

http://www.sakigake.jp/p/special/11/eastjapan_earthquake/news.jsp?nid=2011033001000168

 "【ニューヨーク共同】29日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、
 福島第1原 発事故の影響について、年月を経て甲状腺がんの発生があり得るが、
 事故との関係を統計的に証明するには少なすぎる数にとどまるとの専門家の意見を伝えた。
 深刻な健康被害が出るとはいえないとしている。
 一方、日本政府の説明への苦言も紹介した。
  この専門家はコロンビア大で放射線の人体への影響を研究、
 CTスキャン規制強化などを求めているデービッド・ブレナー博士(57)。
 がんになる恐れがあるのは
 放射性ヨウ素に汚染された牛乳、水、農産物を摂取した子供だ
という。
  政府の情報公開については
 「良い仕事をしていると思うが常にではない」
 と指摘。
 情報遅れのほか、牛乳や野菜から放射性ヨウ素が発見され、
 当初安全だと説明したときには驚いた
といい、
 「これらを食べるリスクを冒す必要はない
 とした。
  この日の同紙は別の記事で、福島の事故をきっかけにした
 米国の原発の安全性論議も伝えた。
  石炭火力発電所の公害による死者は、原発事故の死者より多いとの意見を
 「米中枢同時テロの世界貿易センタービル崩壊に注目する必要はなく、
 道路横断中に死 ぬ人の方が多いというようなもの」

 と指摘。
 リスクを正しく計測する方法はなく、
 個人の感じ方の問題でもある
との研究者の意見を紹介した。
 (改行・強調おいら)

海外で拒否される基準値の食品が、日本国内では出回っている。
TV・新聞などのメディアでは風評被害を強調している。

被害に遭われた地域の方々には申し訳ないと思うが、
多少なりとも放射性降下物を浴びたものは出荷すべきではない。
放射性降下物は長期間に渡り蓄積する。
だから出荷は控える。
そんで東電や国に賠償を求めるw
これが正しいやり方w

農家の方、目先の利益に惑わされないでほしい。
基準を1Bqでも下回れば出荷されるだろうが、
もともとの基準値である10Bq/kgレベルのものを
出荷してほしいと思う。

あと皆、騒げ!
現行の暫定基準値、おかしいだろ、これ!
事故後、突然300Bq/kgとか200Bq/kgでも安全ってw
基準のハードル下げて大丈夫ってw

目先の、ここ1~2年の農作物の損害なんて、
全体の損害からすれば微々たる物だ。
現在は それをケチることにより、
とてつもない損害を招き寄せつつある。
その大損害が現実のものとなったとき。
政府は しらを切るに決まってるw
現在の対応状況を見れば火を見るより明らかだ。 

↓賢明な人は厚生労働書のページで測定結果を調べ、
 食品の産地を選ぶ参考にしよう。
 安全と判断できるようになったら買えばよい。
 リスク管理も自己責任だ。

報道発表資料

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/

上記ページ中、月別リンクを踏み、
「食品中の放射性物質の検査結果について(第n報)(福島原子力発電所事故関連) 」
のようなリンク中の各pdfファイルに各自治体が測定した
放射性物質の混入量が載っている。
今のところ毎日更新されている。


なぜ日本はこんな状況なのか。
原発事業者。専門家。役人。
心理をシミューレート。
大方こんなもんだろ。
「退避範囲が広がると補償が莫大になる。
 ならば それに回す分の諭吉を専門家・マスメディアに回し、
 訴える勢力を減らした方が流出する諭吉が少なくて済む」
「反原発の動きが大きくなると、
 自分の活躍の場が危うくなり、諭吉が減る」
「一度自分が下した判断を覆すと、
 つっつかれて自分の立場が危うくなり、諭吉が減る」

大問題に発展する頃には
自分は この世に存在しないであろうからと、
皆、先行逃げ切りを図ろうとしているっぽいなw

今回の原子力災害は、原子力技術の問題ではない。
 皆の健康・生命・資産を尊重するか。
 自分の立場・権威・利益を優先するか。
人としての倫理の問題だ。
原子力は関係ない。

日本のTVに頻繁に登場する原子力専門家。
息を吐くがごとく嘘を吐く人々の言うことを
鵜呑みにしてはいけない。
大本営発表は あくまで参考意見にすべきだw


2011-04-01:「放射線を浴びた」→「放射性降下物を浴びた」に訂正。

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