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米学会「今は巨大地震活動期 M9級発生に懸念」 [安全対策]

「今は巨大地震活動期 M9級発生に懸念」米学会で発表 (朝日新聞)

http://www.asahi.com/national/update/0415/TKY201104150120.html?ref=any

 ”マグニチュード(M)7以上の大地震は、起きやすい「活動期」が存在し、
 現在がその時期にあたる
との研究結果を
 米ニューメキシコ鉱工業大などがまとめた。別のチームは、
 M9級の超巨大地震が世界のどこかで起きる確率は統計的に、
 今後6年以内に6割と分析した。
  いずれも、米テネシー州で開かれている米地震学会で14日、発表した。
  同大のリック・アスター教授らのチームは、地震計による観測記録がある
 1900年以降の世界のM7以上の約1700の地震記録を分析した。その結果、
 「1950~67年」と「2004年以降」は、M7以上の大地震・巨大地震の発生が
 統計的に多い時期であることがわかった。”
  ”アスター教授は記者会見で、スマトラ沖地震の3カ月後、数百キロ離れた
 ところでM8.7の地震が起きた
例を挙げ、
 「大陸間のような長距離で大地震は連動しないが、
 これぐらいの距離だと連動することは明らか。
 
東日本大震災の震源域に隣接する地域(の巨大地震発生)を
 強く懸念している

 と話した。”
 (抜粋、改行・強調おいら)

どうやら
 2004年(スマトラ島沖、M9.1)
 2010年(チリ、M8.8)
 2011年の東日本大震災(M9.0)
の超巨大地震は、一連の流れらしいな。

 
地震予知は「不可能」、国民は想定外の準備を=東大教授 (ロイター)
 
 ”[香港 14日 ロイター] 東京大学のロバート・ゲラー教授(地震学)は14日、
 現代の科学技術では地震の予知は不可能であるとし、日本政府は国民に対し
 予測不可能な事態に備えるよう呼び掛けるべきだと強調した。英科学誌ネイチャー
 (電子版)に掲載された論文について、ロイターが電話取材を行った。”
 ”同教授は
 「予知できる地震はない。これは鉛筆を曲げ続ければいつかは折れるのと
 同じことだ。それがいつ起きるのか分からない
 と指摘。地震は予知不可能であることを率直に国民に告げる時期が来たとし、
 日本全土が地震の危険にさらされており、地震科学では特定地域での
 リスクの度合いを測ることはできない
と 述べた。
 「われわれは(地震を予知するのではなく)想定外の事態に備えるよう国民と政府に
 伝え、知っていることと知らないことを明らかにすべきだ」
 と提言した。”
 (抜粋、改行・強調おいら)
 
やっぱり現代科学では地震を予知できないのね。
想定外の事態に備える事が必要ですか・・・。
 

東日本大震災の震源域で、今もって余震が頻発している。
だがそこに混じって茨城・栃木・山梨・群馬・新潟・長野を震源とする、
震度5~6クラスの強い地震が発生している。これは何を意味するのか?
 
プレートのひずみが溜まりに溜まって大規模な断層破壊が起きた。
この結果、東北地方太平洋沖地震が起きた。
破壊が起きたということは、それによりひずみが解消されたということ。
しかし この震源域以外で強い地震が頻発している。
これはどういうことか?
 
まだプレートのひずみは解消しきれていないということだ。
それどころか、東北地方太平洋沖地震の震源域の断層破壊により、
力の加わり方や加わる場所が変化したとみるのが妥当だろう。
 
アスター教授の指摘した、
東日本大震災の震源域に隣接する、数百キロ離れた震源域・・・
皆は、どこを連想するだろうか。

おいらは東南海地震の震源域を連想したぞ。
 
  東海・東南海・南海の三つの地震が発生した場合の
   想定震源域と想定震度分布図(中央防災会議)と原発
    http://vektavekta.blog.so-net.ne.jp/2011-03-16
 東海・東南海・南海の三つの地震が発生した場合の想定震源域と想定震度分布図と原発.jpg
 
浜岡原発。
2~3年後に防潮堤を築くという。
もちろん、それまでは普通に運転するだろう。
果たして地震は防潮堤を作るまで待ってくれるだろうか?
 
アスター教授によれば、数百キロの巨大地震は連動するという。
スマトラ沖では3ヶ月後だった。
 
福島第一・もんじゅ はどうにもならないが、
浜岡は止めれば まだ間に合う。
廃炉にせよ、というわけではない。
一時停止でよい。
点検整備せよ、ということで停止するだけでよい。
まずは一時停止。
それだけで全く違う結果になるだろう。
 
浜岡原発では、
直下型の激震により、
 配管破断→冷却水喪失
の流れによる、
 炉のメルトダウン→水蒸気爆発
が懸念されている。
この場合、電源は関係ない。
電源が生きていても、水を注いだ瞬間に蒸気となって吹き出る事態。
チェルノブイリよろしく爆散することを防げない。
 
中部電力に占める浜岡原発の発電割合は18%。
2割に満たない。
浜岡原発の原子炉全基を一時停止したところで電力不足には陥らない。
日本経済に悪影響は無い。
 
万が一、想定外wのことが起きたら・・・
偏西風に乗って東京にプルトニウムが降り注ぐことになったら・・・
日本終了。
 
現代科学では、地震を予測できない。
その時が来るまでに浜岡原発を停止できるだろうか。

狭い日本に核災害が
輪のように発生する事態を防げるだろうか。

 


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コメント 2

ヘンリー

浜岡はすぐにでも止めるべきだと私も思います。
日本の2大都市東京と大阪が完全にアウト。
突貫工事で防潮堤造っているみたいですが、
今回の原発事故はそもそも津波によるものではなく、地震そのものによるものという意見もあり、
東南海地震がおきたら日本が受けるダメージは
相当なものだと予想できます。

私がいつもチェックしているURLです。
もしよかったらご覧下さい。
http://hiroakikoide.wordpress.com/
by ヘンリー (2011-04-18 18:22) 

べく太

ヘンリーさん、
東海・東南海・南海 3地震連動型の超巨大地震が
襲来した場合、未曾有の大惨事になるでしょう。
東日本大震災がかわいいもんだと思えるような。
その時、浜岡原発には止まっていてほしいものですが・・・。
どうなるか。

あとURL情報ありがとうございました。
おいらの参照先としてチェックしていなかったもので、
大変参考になりました。

おいらの参照リンクも貯まってきたし、まとめてみようかな・・・

by べく太 (2011-04-27 02:52) 

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